病院の皮膚科を受診し、円形脱毛症、びまん性脱毛症、男性型脱毛症と診断された患者を対象として、神戸大学医学部の三嶋教授を班長として4大学2病院の多施設共同研究により、ハツモール・ヘアーグロアーS の臨床試験の結果、安全性・有効性が下記の通り証明されました。
脱毛症に対するハツモール・
ヘアーグロアーSの有効性
種々の脱毛症患者83例(円形脱毛症57例、びまん性脱毛症13例、男性型脱毛症13例)に対しハツモール・ヘアーグロアーS外用剤の効果を検討した。
やや有用以上の有用度は、全症例では72.3%であり、そのうちわけは円形脱毛症単発型85.7%、多発型72.7%、全頭型40.0%、びまん性脱毛症69.2%、男性型脱毛症84.6%であった。
これらの効果はハツモール・内服錠あるいはグリチロン錠の内服を併用した場合、有効率の向上が見られた。
びまん性脱毛症および男性型脱毛症ではハツモール薬用スカーフ洗髪剤との併用を試み、それによる有効性の向上を認めた。
キーワード:円形脱毛症-びまん性脱毛症-男性型脱毛症-ハツモール・ヘアーグロアーS
班長:三嶋 豊
(神戸大神戸海星病院)
堀 川 達 弥
(神戸大)
芝 田 孝 一
(神戸海星病院)
石 井 紀 孝
(神戸大)
花 垣 博 史
(神戸大)
市 橋 正 光
(神戸大)
伊 藤 雅 章
(新潟大)
清 水 直 也
(新潟大)
池 田 和 人
(新潟大)
濱 田 稔 夫
(大阪市大)
石 井 正 光
(大阪市大)
松 中 成 浩
(和歌山県立医科大学)
上 出 康 二
(和歌山県立医科大学)
玉 置 昭 治
(淀川キリスト教病院)

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